なんとかしなければと思い、気がつくと年が明けて
もうすぐで震災から1年が経とうとしていました。
我が家は津波で被災し全壊した母屋の解体がようやく終わったところでした。
そのころから数ヶ月前に、教会堂には取り敢えずの防護の為の
足場とネットが掛けられているだけの状況でした。
そんな時に市民の会を立ち上げるのに大きなきっかけになる出会いがありました。
私(四倉 由)が数年前に渡豪していた頃の芸術家仲間から連絡があり、
Richard Byersさんという人が何かの文化復興活動で石巻に入っているから、
コンタクトを取ってみてほしいとのことでした。
早速コンタクトを取ってみると、
PR45という国道45号線沿いの被災地の文化財の記録と保存する
プロジェクトを新藤典子さんと二人中心で活動しているそうで、
旧石巻ハリストス正教会堂の緊急保存を市民に訴えるプロジェクトを
計画しているということで、石巻市内でのキーパーソンを
探しているけれど中々見つからないということでした。
これには僕も驚きました。是非とも早速会うことに。
プロジェクトの内容は、教会防護ネットにプロジェクションマッピングした
音に反応する光の映像作品の1ヶ月展示と数回のイベントで、
展示期間中に来られた一般市民の人の出す音、話し声だったり、
歌声や叫びなど、人の動きが目に見える光での反応が教会から返ってくるというものでした。
「Ishinomaki Light Projection Ceremony」
我々親子もこのプロジェクトに協力参加をすることにしました。
(四倉 由)
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