2011年 3月11日に発生した東日本大震災に被災し大津波を被りました。
我々親子(四倉俊成、由公彦)は自宅で被災し、4日間浸水で
家から出ることが出来ずにいました。
家を出ること出来てから見た光景は、その数日前までの記憶とは
程遠い悲惨な現状でした。
兎に角、家族親戚、友人達の安否の確認や町内や隣組で
困っているいる人達は居ないか、情報を調べそして何とかして発信をして、
食べものを探して、色々な人と物々交換をしてという日々でした。
そんな日々の中で内海橋を渡り湊方面に行く時に、
旧石巻ハリストス正教会堂が目に入りました。
ああ、耐えて残ってくれたんだ。
心がほんの少しだけ救われる、そんな震災直後のことでした。
(つづく)
(四倉 由)
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