2012年9月13日木曜日

旧石巻ハリストス正教会堂とは

1880年(明治13年)
宮城県牡鹿郡石巻村(現・石巻市千石町)に
「聖使徒イオアン聖堂」との名称で竣工。建設費は999円。
初代司祭は沢辺琢磨氏。坂本龍馬のいとこ

現存する日本最古の木造教会建築。
現在は石巻市が所有し、宗教施設としては使用されていない。


1978年(昭和53年)6月12日に発生した宮城県沖地震で被災。
同地で新聖堂が建設されるのに伴い、旧聖堂は石巻市文化遺産(建物)
復元工事実行委員会によって旧北上川の中洲にある中瀬公園内に
移築・復元されることになった。

復元工事は石巻建青会によって1979年(昭和54年)6月6日に
着工し、1980年(昭和55年)6月10日に竣工した。
総事業費は2,442万円。

移築・復元された旧聖堂は石巻市に寄贈され、
1980年(昭和55年)12月20日に石巻市指定有形文化財(建造物)となった。


2011年(平成23年)3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う津波で被災し休館。
2階まで冠水し、建物が傾き壁面が大きく破壊されるなどしたが流失は免れた。

現住所

〒986-0823 宮城県石巻市中瀬3番18号


2011年 3月11日 東日本大震災 以前


2011年 3月 東日本大震災 直後


2012年〜2014年2月


2014年3月11日


2014年 4月 解体中



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